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はるかに広がる太平洋に面し、東西に長く伸びる海岸線を有する串本町は、黒潮の恵みを受けて、年間の平均気温が17℃前後といたって温暖な町です。2005年には、世界最北限のサンゴ群衆を有する海としてその貴重な生態系が認められ、串本の沿岸海域がラムサール条約登録認定を受けるなど、豊かで美しい自然が魅力です。
また、串本町はトルコとゆかりのある町です。1890年、串本町樫野沖でトルコ軍エルトゥールル号が遭難した際に、串本町の大島島民が遭難者に対して献身的な救護活動を行ったことがきっかけとなり、現在に至るまで串本町とトルコとの交流が続いています。 自然と歴史の魅力あふれる私たちのまち串本町へ、皆様ぜひお越しください。
串本町長 田嶋 勝正
本州最南端の地、潮岬は紀伊半島の南端に位置します。これは、東京の八丈島とほぼ同緯度になります。また、周辺には「望楼の芝生」という約10万平方メートルの広大な草原が広がっています。太平洋の大海原と草原に囲まれた美しい景観で、年間を通じて多くの方々が訪れています。ぜひ本州最南端の地から、地球の大きさを体感してみてください。
本州最南端の地「潮岬」にお越しの際に、ぜひ一緒にお楽しみください。
串本から大島へ向けて、まるで橋の杭のように大小40余りの奇岩が立ち並ぶ橋杭岩。国の名勝天然記念物にも指定される串本町屈指の景観地です。
明治6年の初点灯以来、海上交通の要所として沖を照らし続ける白亜の灯台。灯台のらせん階段を上がれば、眼下に太平洋の大海原が広がります。
本州最南端の地に広がる約10万平方メートルの草原。毎年1月末には枯れた芝を焼き、新芽の発芽を促す「本州最南端の火祭り」が開催されます。
明治23年、大島樫野沖で遭難したトルコ軍艦エルトゥールル号。遭難者を島民が献身的に救護したことから、現在もトルコ国との友好が続いています。
基礎データ (人口・世帯数はH29.1.1現在、面積はH28.10.1現在)
人口 | 17,008人 |
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世帯数 | 8,807世帯 |
面積 | 135.67平方キロメートル |
串本町の慣行
町の花 | スイセン |
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町の木 | キンカン |
町の鳥 | メジロ |
町の魚 | トビウオ |
JR串本駅より国道42号を南下。
潮岬東入り口、または潮岬西入り口より、県道41号線へ左折。潮岬望楼の芝生へ。
西入り口より約5.5km 車で約8分、東入り口より約6.5km 車で約10分。