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令和6年6月28日
部課名 観光スポーツ文化部観光施設課
課長名 大仲 誠
係長名 萱野 聖子
連絡先 083-231-1838
マンボウは少しぶつかるだけで死ぬ?触るだけで死ぬ?
今年の特別企画展「真・マンボウ展〜マンボウにカンドウ〜」は、世に出回るマンボウのウワサを徹底検証し、マンボウの真実を解き明かす海響館ならではの展示です。
ラッパー(MCモラ:マンボウの学名Mola molaより)に扮した展示スタッフが「マンボウ、ケッコウ、ガンジョウ」「タンジョウ、マンボウ、アカンボウ」など、韻を踏みながらナビゲートするため、楽しみながら学べること間違いなし!
全長約2.5mの実物大模型も登場し迫力満点!記念撮影もできますよ。さぁ、マンボウの真実の姿を見つけてみませんか?
記
イベント名:令和6年度特別企画展「真・マンボウ展~マンボウにカンドウ~」
開催期間:令和6年7月6日(土曜日)~10月27日(日曜日)
開催場所:下関市立しものせき水族館「海響館」1階イベントホール
概 要:マンボウは海水魚の中でもその見た目から非常にポピュラーな生物で、さまざまな噂話がありますが、その多くは誤った情報です。海響館では長年マンボウを飼育し、その魅力や情報を発信してきましたが、未だに正しい情報は伝えきれていないのが現状です。本企画展では、マンボウを愛するラッパーに扮したスタッフを登場させ、面白おかしく解説を行うことで、マンボウとは実際どのような生き物なのかを楽しく学んでいただく内容となっています。
マンボウ、ケッコウ、ガンジョウ
大きな四コマ漫画を用いて面白おかしくマンボウの噂を紹介し、めくりパネルとラッパーが登場する動画でその真相を紹介します。
マンボウ、コウゾウ、ヒョウホン
マダイ、マンボウ、フグの仲間の骨格標本展示、スキャニメーション(紙を動かすことで生き物の動きがわかるハンズオン)、水槽での生体展示(マダイ、フグの仲間)にて、フグの仲間とマダイの形態や泳ぎ方の比較を行うことで、マンボウがフグの仲間であることをわかりやすく学ぶことができます。
展示予定生物:マダイ、コモンフグ、カワハギなど
※展示種は変更する場合があります
マンボウ、ナントン、イットン
マンボウ目魚類5種の実物大パネルを掲示し、マンボウの仲間の大きさを体感してもらいます。体重計を用いたハンズオンで重さも感じることができます。また、クサビフグの動画やアニメーションでその速さも体感できます。
タンジョウ、マンボウ、アカンボウ
卵を守らないが、約3億個もの卵を産むともいわれる生き残り戦略をパチンコ型ハンズオンでわかりやすく体験してもらいます。また、実際の液浸標本や動画を用いてマンボウの稚魚が金平糖のようにトゲトゲした形であることを紹介します。ハンズオンでトゲトゲのメリットも感じることができます。
マンボウ、タントウ、アイジョウ
海響館のマンボウの輸送から飼育まで、長期飼育するための工夫や、使用している餌等をパネルで紹介します。また、当日給餌する時間も表記し、3階の展示水槽で摂餌するところを観察してもらうことができます。
クラウゼ、マンボウ、タンノウ
マンボウをよく食べる地域や食べ方をパネルで紹介。解体図のイラストで可食部位を知ることができます。ラッパーが調理する動画にて、その美味しさを楽しく伝えます。
マンボウ、デンショウ、ケイショウ
江戸時代の書物に描かれたマンボウの絵を展示。合わせて記述された文章の翻訳を掲示し、当時の様子や食べ方等を知ることができます。また、日本や他国でのマンボウの呼び名も紹介します。
マンボウ、サンジョウ、トウジョウ
全長約2.5mのマンボウのリアルな全身模型を展示。自分と大きさを比較しながら記念撮影を楽しむことができます。本物の皮膚も展示し、実際に触って体感することができます。
タンキュウ、ケンキュウ、サンキュウ
マンボウに関する最新の研究について、イラストを用いてわかりやすく紹介。まだまだ不思議がいっぱいのマンボウの面白さを伝えます。
シツモン、マンボウ、ナンモン
特別企画展開催期間中の8~9月頃にサイエンスカフェを開催予定で、その中で実際のマンボウ研究者に質問に答えてもらうこととしています。それに関連して質問と参加者募集の告知を行います。
問い合わせ:〒750-0036 下関市あるかぽーと6番1号
下関市立しものせき水族館「海響館」
魚類展示部次長 久志本 鉄平
魚類展示課 川島 登史宗
Tel:083-228-1100