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水道水における有機フッ素化合物(PFAS)について

ページID:0106184 更新日:2024年12月4日更新 印刷ページ表示

1.有機フッ素化合物(PFAS)とは、どういうものですか

 有機フッ素化合物とは、炭素とフッ素の結合をもつ有機化合物であり、そのうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。

 PFASの中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、幅広い用途で使用されてきました。これらの物質は、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、国内で規制やリスク管理に関する取り組みが進められています。

 また、同じPFASで、PFOS及びPFOAと同様の性質を持ち、その代替品として使用されるPFHxS(ペルフルオロヘキサンスルホン酸)があります。

 なお、水質基準項目にある「フッ素及びその化合物」は、フッ素とナトリウムなどの無機物が結合した物質であり、フッ素と炭素(有機物)が結合した有機フッ素化合物とは異なるものです。

2.水道水中の有機フッ素化合物の基準はありますか

 令和2年4月1日から、水道水中のPFOS及びPFOAは、国の水質管理目標設定項目(暫定目標値:PFOSとPFOAの合算で50ng/L以下)に設定されました。

 また、PFHxSについても、国により令和3年4月1日に要検討項目として位置付けられました。目標値は設定されていません。

※水質管理目標設定項目とは…
 水道水中での検出の可能性があるなど、水質管理上留意するべき項目です。
 将来にわたり水道水の安全性の確保などに万全を期する見地から目標値が設定されています。
※要検討項目…
 毒性評価が定まらないことや、浄水中の存在量が不明などの理由から水質基準項目及び水質管理目標設定項目に分類できない項目です。

3.有機フッ素化合物を摂取すると健康に影響はありますか

 国の調査では動物実験や海外での事例により、有機フッ素化合物を継続的に多量に摂取した場合、発がん性や甲状腺異常などの健康影響の可能性が報告されていますが、国際的にも科学的な知見が不十分です。
 国においても、引き続き毒性評価の情報収集、検出状況の把握を進めることとしています。

4.水道水中の有機フッ素化合物の測定結果はどうなっていますか

 下関市上下水道局では、PFOS及びPFOAについて、令和2年度以降、下関市の水道水及び水道原水(浄水処理を行う前の水)で定期的に調査を実施しており、これまでに目標値を超えて検出されたことはありません。
 各年度の調査結果は以下のリンクからご覧ください。
 それぞれの採水地点の場所については、以下のリンクからご確認ください。

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