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令和5年度人権ステップアップ講座を開催しました!
勝山公民館にて、1月19日、1月30日、2月9日の合計3回実施しました。
いずれの回も定員に達するお申し込みをいただき、多くの皆さんに受講いただきました。皆さんのご協力のおかげを持ちまして、円滑に進めることができました。お忙しい中、足をお運びくださいまして誠にありがとうございました。
第1回「児童の権利擁護〜児童相談所の現場から〜」
講師 野村 和宏 氏(山口県立下関児童相談所所長)
【講座について】
子どもとの向き合い方、子どもにとって一番何が必要か、そして子どもの権利を保障するにはどう努めればよいか、事例も踏まえてご講演いただきました。
【ご参加された方の声】
・児童に寄り添い、児童の立場で物を考える事の大変さが分かった。
・子どもでも1対1の人として対等に対応すること、話す言葉も考えて話すことが大事だと思った。
・「権利擁護」とは一言で語ることのできない難しさを学べた。これからを考えていきたいと思い、もっと勉強しようと思った。
第2回「人権とダイバーシティの推進」
講師 堤 千佳子 氏(山口東京理科大学ダイバーシティ推進室副室長)
【講座について】
人権について考えるとき、「多様性の重視」を避けて通ることはできません。誰もが暮らしやすい地域社会のために、その重要性を分かり易くご解説いただきました。
【ご参加された方の声】
・時代と共に人権の考え方が変化していき、自分たちの考え方も多様化していく必要性を感じた。
・ダイバーシティの推進について理解が深まった。
・「無意識の偏見」が印象に残った。
第3回「認知症を抱えた人と共生する社会のために」
講師 兼行 浩史 氏(山口県立こころの医療センター院長)
【講座について】
高齢化社会の中で、認知症を抱えた人と共生するための知識と理解を深め、安心して暮らせる地域社会の実現についてお話いただきました。
【ご参加された方の声】
・認知症について多角的に情報を得られ、充実した研修だった。
・他者を尊重する大切さ、共感の大切さを学ぶことができた。今後認知症の方が増えると思うが、ゆとりを持って相手を思いやり接していきたいと思う。
・「共感的理解」「寄り添う」という言葉が印象に残った。