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令和4年度人権ステップアップ講座を開催しました!
1月13日、31日勝山公民館にて、2月22日下関市民会館にて、合計3回実施しました。
いずれの回も定員を上回る勢いのお申し込みをいただき、多くの皆さんに受講いただきました。皆さんのご協力のおかげを持ちまして、円滑に進めることができました。お忙しい中、足をお運びくださいまして誠にありがとうございました。
第1回「困難を抱える子ども・家庭への支援」 (1月13日 勝山公民館)
講師 岩金 俊充 氏(いわかね社会福祉士事務所代表、認定社会福祉士⦅児童・家庭分野⦆、公認心理師)
【講師・講座について】
岩金先生は、スクールソーシャルワーカー、スーパーバイザーとして県内外で幅広く活躍され、講演なども多数行われています。
この日は、ヤングケアラーや子どもの貧困、家庭内DVなど、困難を抱えて生きる子どもや家族へ、どのように接し支えていけばよいかについてお話いただきました。
【ご参加された方の声】
・たくさんの事例をもとに、最新の情報を提供していただき、とても勉強になりました。
・子どもたちの現状をより詳しく知ることができて、自分も何かできることがあればと思いました。
・ヤングケアラー、DV、児童虐待のどのテーマも今回の様な講習を定期的に受講し、法令や常識の変化を認識する必要を感じた。
第2回「マイナンバーは個人情報ですか?」 (1月31日 勝山公民館)
講師 山元 浩 氏(山元法律事務所 弁護士、人権擁護委員)
【講師・講座について】
山元弁護士は、下関市を中心に弁護士として活躍されているほか、長年、人権擁護委員としても委嘱されています。
個人情報と聞くと難しいものに感じられ、自分の名前など提供して大丈夫かと不安になることもあります。情報処理技術の進歩の中で、マイナンバーや個人情報とどう付き合っていけばよいのかを、法令情報と共に学びました。
【ご参加された方の声】
・わかりづらく書いてある法律などとてもわかりやすく、面白く話して下さり、良かったです。
・日々、学習していかないといけないと思いました。
・各項目について、改めて勉強することによって理解が深まるものと思う。
第3回「働く幸せの為に社員から教わったこと」 (2月22日 下関市民会館)
講師 大山 隆久 氏(日本理化学工業株式会社 代表取締役社長)
【講師・講座について】
ビジネス書やマスコミでも注目の会社、日本理化学工業株式会社から大山社長にお越しいただき、ご講演いただきました。
日本理化学工業株式会社は、チョークの会社として有名ですが、筆記具「キットパス」で、日本文具大賞機能部門グランプリを受賞されています。現在、93名の社員のうち、65名が知的障害者で、製造ラインはほぼ100パーセント知的障害者のみで稼働できるよう、工程にさまざまな工夫を凝らしている会社です。
この日は、障害者の方を雇用したことからの気づきや、その社員から教わったこと、今後の目指すところなどを分かりやすくお話いただきました。
【ご参加された方の声】
・働く意義というものを改めて感じました。ありがとうございます。
・障がいのある人たちがプライドをもって真摯に仕事にむきあっている姿に感動しました。
・人間はみな人の為に役立つことを幸せと感じる脳を与えられているとの話しがなるほどと思った。
・社長ご自身の経験からの強い説得力を持った講座に、大切な言葉を聞きのがさないよう、時間が過ぎるのが惜しいと思う貴重な時間を過ごすことが出来ました。