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飼い主のいない猫の世話をしている方へ
飼い主のいない猫の世話をしている方へ
はじめに
猫は、私たち人間にとって昔から身近な動物であり、猫が家の外を自由に歩き回ってもあまり気になることはありませんでした。
しかし、現在は、ふん尿被害、ノミの発生、発情期の鳴き声など野良猫(以下「飼い主のいない猫」という。)が引き起こす多くの環境被害が発生しています。
また、不妊去勢手術をせずに、飼い主のいない猫に不適切なエサやりをすることによって、猫の繁殖が繰り返された結果、飼い主のいない猫が増加し、これにより多くの住民が迷惑を被っている地域もあります。
こうした状況を踏まえ、下関市が「人と猫が共生できるまち」であるために、飼い主のいない猫に関わる際に必要なことなどをお示ししたパンフレットを作成しました。
この冊子が、「猫が好きな人」、「猫が嫌いな人」、「猫に困っている人」、そして「下関市で暮らす猫」の幸せにつながることを願っています。
無責任なエサやりの結果(猫に係る争訟事例)
猫に係る争訟事例を紹介しています。
猫の繁殖行動
メスは年2~4回の発情期があり、交尾した場合は確実に妊娠します。妊娠期間は63日前後で、1回に約3~10頭の子猫を産みます。オスは決まった発情期はなく、メスの発情に誘発されて繁殖行動を行います。
猫はとても繁殖力の強い動物です。生まれた子猫も早ければ6か月経つと孫猫を産める体になります。栄養状態が良ければ良いほど出産回数が増えて、猫の頭数も多くなり長生きします。
飼い主のいない猫にエサを与えるのであれば、不妊去勢手術を行いましょう。
猫の世話をするために必要なこと
飼い主のいない猫がお腹を空かせて家にやって来たとき、あなたはどうしていますか?
かわいそうに思い、エサを与えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、エサを与えるだけでは、飼い主のいない猫が集まり、子猫が生まれ、あっという間に猫が増えてしまいます。
猫の頭数が増えると、ふん尿や悪臭、ノミダニなどの害虫が発生する、発情やケンカの鳴き声がうるさいなどどいった、飼い主のいない猫による被害も増えます。
その結果、近所の方に多大な迷惑をかけることになります。
猫のことを考えるなら、まず、室内飼養できないか、飼ってくれる先を探せないかを考えましょう。
飼わずにエサを与えるのであれば、不妊去勢手術(T N R)をして、その後もふん尿やエサの管理が必要となります。
近所に迷惑をかけないような世話ができないのであれば、猫に関わらないという選択も大切です。
T N R活動について

T N Rのメリット
飼い主のいない猫による被害が防止・抑制され、地域の生活環境が改善されます!
〇飼い主のいない猫が減少します
〇スプレー行動による悪臭が軽減されます
〇発情期の鳴き声などが軽減されます
T N Rの後は次のことを守りましょう
〇ふん尿の管理をしましょう
〇エサの管理をしましょう
〇新しい飼い主を探しましょう
地域猫活動について
※詳しくは「地域猫活動のすすめ」をご覧ください。
動物由来感染症について知っておきましょう
動物由来感染症とは、人と動物の間で感染する病気のことです。猫から人に感染する病気もあります。
重症熱性血小板減少症候群(S F T S)について紹介しています。
猫の体の仕組みと一生
(1)猫の体の仕組み
(2)猫の一生
猫の習性
猫の習性を紹介しています。
下関市の猫をとりまく現状と課題
現在は原則として、自活ができる飼い主のいない猫の引取りを行っていないため、下関市動物愛護管理センターに収容される猫の数や殺処分数は減少していますが、飼い主のいない猫に起因する環境被害が多く発生していることから、飼い主のいない猫の適正管理の普及啓発ついても更に強化する必要があります。
〇猫の収容頭数・殺処分頭数
〇猫の苦情件数(令和6年度)
困った場合などの連絡先
〇飼い主のいない猫の不妊去勢手術について相談したいとき
〇飼い主のいない猫が道路で死んでいたとき
〇飼い主のいない猫の死体の収集について知りたいとき
〈参考〉 猫に関する法令について
動物の愛護及び管理に関する法律等の抜粋を記載しています。


