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PPA事業による公共施設太陽光発電設備導入に関するサウンディング型市場調査の結果概要について
「PPA事業による公共施設太陽光発電設備導入に関するサウンディング型市場調査」について、以下のとおり結果概要をお知らせします。
1.実施概要
(1)目的
本市公共施設における太陽光発電設備の導入にあたり、民間事業者の意向や実現可能性を把握するために実施
(2)方法
事前に施設情報やデマンドデータを提示し、現地視察を踏まえた上で事業の実施可能性や条件について意見を収集
(3)期間
令和7年6月~8月
(4)対象
PPA事業について実績のある幅広い事業者
2.参加事業者数
4者
3.主な意見
(1)PPA事業の実施可能性
「現行の電気料金を上回らないこと」を条件に、対象施設のうちいくつかの施設において事業実施の可能性があるとの意見があった。
(2)蓄電池の導入
事業実施にあたり国庫補助を活用することで事業性が向上するため、避難施設や防災拠点などの補助対象施設について導入可能との意見があった。
(3)複数施設一括導入
複数施設をまとめて導入することで事業性が向上するケースがあるとの意見があった。
(4)契約・事業スキーム
契約期間については概ね一致していたが、事業スキームについては事業者ごとに異なる見解が示された。
また、太陽光発電量と自家消費電力量とのバランスが取れる場合、太陽光発電設備導入によるコストメリット及び環境メリットが高くなるとの意見があった。
4.今後の方針
・サウンディングで得られた結果を踏まえ、導入方針及び導入計画を検討します。
・具体的な事業スキームを構築します。