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平成12年3月に国が「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)を策定しました。
その地方計画として、合併前の旧市町において「いきいき健康下関21」と「とようらぐーんと健康21計画」がそれぞれ策定されていましたが、 平成17年2月の合併に伴い、新たに下関市における健康づくり計画として、この「ふくふく健康21(第一次)」を策定しました。
「ふくふく健康21(第一次)」は市民の皆さん一人ひとりが健康づくりに取り組むためのガイドブックです。
下関市が健康でいきいきと暮らせるようなまちになるよう、健康づくりのために、ご自分ができることからはじめ、みんなで「ふくふく健康21(第一次)」をすすめましょう。
当初の計画期間は、国の「健康日本21」の目標年度に合わせ、平成19年度から平成22年度としました。
しかし、国・県ともに医療費適正化計画など関連する他の計画との整合性を図るため、2年間(平成24年度まで)の延長を実施しているため、 本市の「ふくふく健康21」も国・県の動向を踏まえた評価を行う必要があるため、計画期間を3年間(平成25年度まで)延長することになりました。
そのため、当初の最終年度である平成22年度に中間評価を実施し、必要な項目の追加などの見直しを行いました。中間評価・見直し計画のページはこちらからジャンプ(新しいウィンドウで表示されます)
この計画では、生涯を「乳幼児期(0から5歳)」、「学童期(6から12歳)」、 「思春期(13から19歳)」、「青年期(20から39歳)」、「壮年期(40から64歳)」、「高齢期(65から74歳) (75歳以上)」の6つの世代に分け、それぞれの世代ごとに市民が考えた「めざす姿」を目標に、 健康づくりの観点から、ライフスタイル(生活習慣)のポイントをあげています。
現在、下関市の死亡原因を見ると、生活習慣に原因する疾患が上位を占めています。健康的な生活習慣を獲得する ためには、生活習慣が確立する前の世代からの取り組みと、疾患が増加する世代での生活習慣の 見直しが重要になります。
そこで、一般的に「青年期」の世代を親に持ち、生活習慣が確立する世代である 「乳幼児期」と「学童期」、「思春期」の親世代であり、「高齢期」の世代の親をもち、 生活習慣病が増加し始める世代である 「壮年期」を重点世代と設定しました。
「乳幼児期」「壮年期」を足がかりとして、市民全体の健康づくり に取り組んでいきます。
乳幼児期は、健康づくりの出発点であり、生活習慣の基礎が確立する大切な時期です。このことから歯の健康や食事、おやつの与え方、睡眠、生活リズムなどの基本的な生活習慣の基礎を身につけることが大切になります。
そこで、優先的に取り組むライフスタイルのテーマを「朝食」「早寝早起き」「むし歯」とし、それぞれに目標や目標値を決めました。
壮年期は、社会的に大きな責任をもつ世代であるとともに、身体機能の低下が徐々に進み、生活習慣病が増える時期です。また豊かな高齢期を迎えるための準備を始める時期です。このことから生活習慣病を予防することや心の健康づくりなどが必要となります。
そこで、優先的に取り組むライフスタイルのテーマを「食生活」「運動」「休養・ストレス」とし、 それぞれに目標や目標値を決めました。
下関おすすめウォーキングマップ
運動習慣を身につける第一歩として、平成22年度から『ウォーキング』を重点テーマに進めています。このウォーキングマップも その一環として作成し、健康づくりに役立つ情報として提供しています。