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PCB廃棄物及び使用製品を保管している事業者のみなさまへ
〇高濃度PCB廃棄物について
下関市内の高濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物(以下「高濃度PCB廃棄物」といいます。)は、中間貯蔵・環境安全事業株式会社(以下「JESCO」といいます。)北九州PCB処理事業所へ搬入・処理委託することとされ、トランス・コンデンサ類が平成30年度末、安定器・汚染物等が令和3年度末に計画処理期限が終了したところですが、処理期限内に処理のできなかった高濃度PCB廃棄物について、環境省より処理方針が示され、各高濃度PCB廃棄物については、下記の事業場での処理を行う方針となりました。
(1) トランス・コンデンサ類 JESCO豊田PCB処理事業所
(2) 安定器・汚染物 JESCO北九州処理事業所
〇今後の処理について
各高濃度PCB廃棄物については、環境省及び上記処理事業所と搬入時期等調整の後に、処理を行うこととなります。
高濃度PCB廃棄物の保管状況について、既に当課へ報告済みの事業者様におかれましては、高濃度PCB廃棄物の事前確認、処理意向の確認、契約及び処理日程の調整等、今後の処理に係る内容について、当課、環境省及びJESCO各処理事業所から連絡を差し上げる場合がありますので、ご協力をお願いいたします。
〇低濃度PCB廃棄物及び使用製品について
低濃度PCB廃棄物については、令和9年3月31日までに処理を行うこととなっています。また、現在使用中の低濃度PCB使用製品は、処理期限までに計画的に使用を終了し、低濃度PCB廃棄物として処分を終了してください。
各事業者におかれましては、処理期限までの適正処理に向け、計画的な掘り起こし調査、使用製品の交換及び未分析製品の濃度分析製品の濃度分析等処理期限内での処理に向けた対応をお願いします。
なお、下関市では、中小企業者等がPCBの含有の有無が不明な電気機器等中のPCB濃度分析を行う場合、その経費に対して補助する制度を設けています。詳細については下記リンク先よりご確認お願いします。
〇PCB分析費補助について~PCBの含有が不明な電気機器等の分析費用の一部を補助します~
https://www.city.shimonoseki.lg.jp/soshiki/54/2140.html
△注意喚起△
ニチコン株式会社製コンデンサーについて
これまで、コンデンサーについては、製造年が平成2年以前の機器にPCB汚染の可能性があるものとして環境省より周知されてきましたが、令和4年4月版の環境省パンフレット「ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の期限内処理に向けて」において、製造年が平成3年以降のニチコン株式会社製コンデンサーについても、PCB汚染の報告があったことが周知されました。対象期間等の詳細につきましては、引き続き同社において調査を実施しておりますので、同社のHPでご確認いただくと同時に、該当するコンデンサーについては、処分前に濃度測定をお願いいたします。
1 保管事業者の届出について
PCB廃棄物及び使用製品を下関市内で保管し、または所有する事業者は、下関市長への各種届出が義務付けられています。
届出の様式及び詳細については、下記リンク先よりご確認をお願いします。
〇PCB特別措置法に基づく届出について
https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/gyousei/63893.html
2 新たに高濃度PCB廃棄物及び使用製品が見つかった時は
新たに高濃度PCB廃棄物及び使用製品が見つかった場合には、廃棄物対策課へご一報いただき、その後JESCOへのご連絡及び高濃度PCB廃棄物の登録作業を行ってください。
※廃棄物対策課及びJESCOとのやり取りは環境省中国四国地方環境事務所へ情報提供いたします。
3 問い合わせ先
〇下関市役所 環境部 廃棄物対策課
〒751-0847
下関市古屋町一丁目18番1号
電話 (083) 252-7152 Fax (083)252-1329
mail:skhozenk@city.shimonoseki.yamaguchi.jp
〇中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)[北九州PCB処理事業所]
〒802-0001
福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目8-1 AIMビル8階
電話(093)522-8588
ダウンロード
・環境省パンフレット ポリ塩化ビフェニル廃棄物の期限内処理に向けて [PDFファイル/4.37MB]
・保管事業者向けパンフレット PCB廃棄物を保管している事業者のみなさまへ [PDFファイル/1.58MB]
・調べて適切に処分!低濃度PCB廃棄物 [PDFファイル/4.35MB]
・ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理基本計画 [PDFファイル/355KB]