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本文

岸田劉生 村娘之図

作品情報

作品名
村娘之図
Title
Portrait of a village girl
制作年
1919年 大正8年
材質
水彩、木炭・紙
形状
寸法
45.0 33.4
分類
水彩・素描
サイン・銘記
備考
河村コレクション
記号
W-115-001K

作家情報

作家名
岸田劉生 KISHIDA, Ryusei
生没年
1891 1929 明治24年 昭和4年
出身地
東京都
活動地
東京

W-115-001K

作品紹介

『村娘之図』は草土社時代の只中の作品である。はじめゴッホやセザンヌなど後期印象派の画風の吸収からはじまった劉生は、ほどなくデューラーやファン・アイクに倣ったといわれる克明な描写に移る。そうした中でも特に知られているのが、娘・麗子を描いたシリーズだが、『村娘之図』の少女・於松の肖像もそれと平行して数多く描かれている。自らを写実的神秘派と語ったこともあるこの時期の作品は、「泥絵」的とでもいうのがふさわしい独特の陰影法と色彩感で、暗く重苦しい印象すら与える作が多い。その点、水彩のこの作品は軽やかで親しみやすい画面である。今は消されているが、はじめこの村娘は手に花を持つかたちで描かれていた。この変更によって作品から「思わせぶり」の類が排除され、劉生の自然な感性が見通しよく表されている。

作家紹介

東京に生まれる。明治の先覚者・岸田吟香の四男。白馬会洋画研究所に学ぶ。白樺派と親交をもち、後期印象派の影響を受ける。ヒュウザン会に参加後、草土社を結成。実在の神秘を求めた独特の写実へ転じた。晩年は初期肉筆浮世絵や中国の宋元絵画に傾倒、日本画も制作。

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