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ページID:0006600 更新日:2025年1月14日更新 印刷ページ表示

下関市役所本庁舎西棟の出張展示

下関市役所本庁舎西棟 出張展示のご案内

市役所本庁舎西棟1階エレベーターホールでは、美術館の所蔵する作品や資料の展示を行なっています。お近くにご用の際は、ぜひお立ち寄りください。
※市役所の開庁時間は「庁内案内」をご参照ください。

現在の展示

岸 規​(がんき、生年不詳~1864)《草花に蛇》
岸規草花に蛇​​

作品について

岸規は江戸時代の下関の町絵師である岸家三代(岸賢(がんけん)・岸規(がんき)・岸明(がんめい))の二代目です。家は代々鰹問屋を営み、茶屋伝三郎を称していました。
江戸時代の京都における画派の一つである岸派二代目の岸岱(がんたい)に学び、梅圃と号し、江雪、隣内とも称し、下関の幕末・明治期の画家である富田壺僊(とみたこせん)や金子鴎雨(かねこおうう)たちは、はじめにこの岸規に師事したと伝えられています。
「蛇」は、容姿から恐怖を感じる人も多いですが、古来より神聖な生き物とされ、脱皮をすることから新しく生まれ変わる強い生命力を持つともいわれています。《草花に蛇》は、輪郭をはっきり描かずに蛇を描くことによりやわらかい印象を与えてくれます。

新しく迎える2025年の干支は巳。幸運な一年が訪れてくれる事を願いたいと思います。

これまでの展示

期間 展示内容
2024年  
10月16日~12月26日 高島北海資料より「草花写生図巻」
8月23日~10月15日 2008年度開催「水野英子 青池保子 文月今日子 少女マンガ3人展 ~しものせきより愛をこめて~」アーカイブ展示
7月18日~8月22日 香月 泰男《木版画集「タヒチ」 モーレア島》
6月18日~7月17日 度会 洞玉《厩馬図》
4月12日~6月17日 小倉 遊亀 《(花)》 
2月6日~4月11日 (複製画)狩野芳崖《悲母観音》
2023年  
12月18日~2024年2月5日 吉岡 一生 「きょう・つれづれ」より​​ ​《もしもしドーム 西の端町​》 
《ナイチンゲールの灯 上田中町​》 ​​
9月22日~12月15日 田中 孝 《Tree》
8月1日~9月21日 浜田 知明​《初年兵哀歌(歩哨)》《初年兵哀歌(銃架のかげ)》
5月23日~7月31日 桂ゆき《作品》
4月9日~5月22日 高柳 裕《Hot-cold》
3月6日~4月8日 吉原英雄《白いスカート》
2月2日~3月5日 古舘充臣《下関市立美術館》《長府城下町》
1月4日~2月1日 伝・狩野探幽《松に鶴図・竹に鶴図》
2022年  
12月9日~2023年1月3日 浜田知明《飛翔》
10月19日~12月8日 野村佐紀子「トロイメライ」より
9月9日~10月18日 末松正樹《南海紀行1》
7月14日~9月8日 山田申吾《烟雨去来》
5月31日~7月13日 ビーズバッグ・コレクションより
3月19日~5月30日 中原麻貴《寂しい窓》
1月19日~3月18日 野村佐紀子《供花》ほか

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