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議 長 林 真一郎 副議長 板谷 正
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市民の皆様には、平素から市議会に対しご理解とご協力を賜っておりますことに、心より感謝申し上げます。
私は、議会人として、下関市の今日までの歴史的な歩みと、今後の展望を踏まえ、課題を的確に捉えること、また、二元代表制の一端を担う機関として、市民の負託に応え、世論に耳を澄ませ、闊達な議論を通して、団体としての意思決定に寄与していくことを、常に心に明記してまいりました。
本年は、私が最初に市議会議員となって30年という節目の年となります。その間に、平成の大合併があり、市域も拡大され、財政の状況も変化いたしました。時代の要請に応じて社会は変化しており、合併から20年を経た下関市もまた大きな節目を迎えていると考えております。
議会においては、執行部から提案のある諸施策について、何を優先し、どの程度の規模で進めていくべきか慎重に審議をしなければなりません。人口減少や長引く物価高騰等、社会課題が山積する今、行政機関にとどまらず、民間投資を呼び起こし、より大きな波にしていくということを念頭に、物事を決断していかなければならない重大な局面を迎えております。
議会の運営に当たっては、これまで積み上げてきたものを踏襲し、風通しの良い運営の中において、議会全員で下関市の将来を今より着実に発展させることができるよう全力を尽くしてまいります。
引き続き、温かいご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
下関市議会議長 林 真一郎